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TRAVEL,WALATTE!

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GLOVER GARDEN・・・1

遠くスコットランドから来航した私、トーマス・ブレーク・グラバーが、
ここ南山手の丘に住まいを建設したのは1863年のこと。
当時長崎の街は、日本の新しい夜明けを夢見る人々の熱気にあふれていました。
・・・・・
あれから100年以上経った今も、ここには私が妻や子供たちと暮らした当時の記憶が
共に長崎を愛し長崎に暮らした貿易商たちの邸宅が、
形を変えることなく残されています。
ようこそ、私たちの古き良き時代へ。
私と一緒に、歴史浪漫の散策に出かけましょう。
                             ・・・・・グラバー園パンフレットより


↓グラバー園は長崎港を見下ろす丘の上にあります。そこからの景色!
GLOVER GARDEN・・・1_b0066455_236578.jpg


私的に誠に勝手ながら、長崎というと
オペラ「Madam Butterfly(蝶々婦人)」なんですよ。
  アメリカ海軍師ピンカートンと結婚しながらも
  日本を離れた旦那の帰りを待ちわびる蝶々夫人。
  やがてピンカートンはアメリカで結婚した妻を連れて来日し、
  それを見た蝶々婦人は自害する・・・。
「身勝手なアメリカ人と耐え忍ぶ日本人女性」を描いた奇妙な作品です。

アリア「Un bel di,vedremo(ある晴れた日に)」より
  
  人々の群れから離れ 小さな点のように見えるひとりの人が丘に向かってくるわ
  誰でしょう 誰でしょう
  どんな風に日本に着いたのかしら 私に何と言うかしら
  あの人は きっと 遠くから蝶々を呼ぶでしょう
  私は返事をしないで 隠れているわ!
  あの人は少しばかり心を痛めて 呼ぶでしょう
  「かわいい妻よ 美女桜の香りよ」  

きっと蝶々婦人は、この長崎の港の景色を見ながら
ずっと ずっと 好きな人の帰りを待っていたんでしょうね。

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by travel-xiao | 2004-11-27 11:00 | 福岡・長崎(2004秋)