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TRAVEL,WALATTE!

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いつからそういう趣向になった。

これがまたなかなか行き先と日程が決まらなくて。
名古屋に居る都合上、西日本がいいんだろうけど、
なんかこう、ぞっこん惚れこんで行きたい場所が無くてですね。
じゃぁ全国制覇に向けて、四国は愛媛だけ行ってないからとりあえずそこを攻めようと。
であれば四国をなるべく一周するイメージで組めるかな?
と、そんな感じで緩く決まったわけですが、
調べてみると面白いものがたくさんあるものでして。

今回は長いので、分けます。

■2012年10月7日

休日としては8日からなんですが、8日は早い時間から動きたいので、
仕事終了後、鋭意前乗りです。名古屋から広島県福山まで。
福山駅前の(予想以上に)激渋なビジネスホテル。
新幹線のぞみが停まる駅の目の前にあるビジネスホテルなのに、これ稼働。
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自販機遺産!お湯は出ないタイプですが。
赤いきつねのトールタイプって、普通には売ってないやつだ。
しかし既に車内でご飯食べてきちゃった。。。残念。

■2012年10月8日

四国に行くのになんで岡山泊まりじゃないの?と気付いた人がいるかどうか。
故あって、広島です。
広島の尾道から愛媛の今治まで「しまなみ海道」というルートがあり、
瀬戸の島々を自転車や徒歩でも渡れる専用道があるのです。
距離は約80キロ。
天気と体調が良ければ自転車に挑戦してみるのもいいかも!
と、非体育系の私が急に何を思ったか。。。
初心者で休み休み走って8時間、体力に自信がある人で5時間、
チャリダーなら3時間、が目安タイムとのこと。

で、晴れまして(基本、晴れ女ですから)。
尾道駅前で自転車を借り、スタート!

①向島
最初ですから、ギアかなり重くしても余裕で走れる。
道路に青いラインが引いてあって、そこをたどれば今治に着けるという親切さ。
しかも「今治まで●●km」と1キロ毎に書いてあって、
それが最初は励みにもなり、後半は「まだかよー。うおりゃぁ!」となる。

しまなみ海道のメインストリートは、6つの橋を渡ります。
尾道側からの最初の橋は、因島大橋。
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この橋だけ、車道の下に自転車道があります。鉄骨ラブ。

②因島
体力ある内になるべく進んでおきたいのでひたすら走る。
因島から生口島に渡る生口橋。
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青空!海!橋!サイコーです!

③生口島
この島の気になる建築物。
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耕三寺という浄土真宗のお寺の、境内と思われる場所にある。
他にも城・・・?みたいなものもあり、ワンダー臭がぷんぷん。
さっき調べたら、大阪の実業家だった耕三寺耕三という人が
昭和初期に建てたものらしい。。。ますますワンダー。
時間と勢いを奪われたくなかったので中に入らなかったんですが、
今から思うと後悔しきり。。。

代わりに素敵な海辺でも。
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ここは夕陽がきれいなビーチだそうです。

次の多々羅大橋を渡る前にちょっと一休み。
橋を渡るって言いましても、海にかかる橋って、高い所にござんしょ?
そこまでチャリで登らないといけないんですよ。
橋から下るときは2~3キロペダルこがなくてもいいんで楽ですが。
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至ってフツーのチャリです。
もちろんチャリダーさんが乗るようなものもレンタルしてるんですけど、
そんなん乗ったことないし。

④大三島
次の伯方島の道の駅で休憩することにしたので、ここはひたすら走る。

⑤伯方島
「は・か・た・の・しお!」で有名な伯方島。
途中でパンをかじったので、ここでは塩ソフトクリームで塩分&糖分補給。
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ちょっと空色をしたソフトクリーム。
しかしもっと塩を前面に押した軽食あってもいいのになぁ。
レストランで塩ラーメン、って気分にはなりにくい。
普通に「おにぎり」とかあったら食べたかったのに。もしくは塩焼きそばとか。

⑥大島
なんてことも無い田舎の風景ですが、ふと足をとめてしまう感じ。
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この辺は吉海(よしうみ)という地域だったのですが、
ちょうど地域で結婚式があったみたいで、
黒紋付に袴で揃えた若者が集まって、地域の風習なのか、
新郎新婦を囲んで何かお祭りのようなことをしていた。

さていよいよ最後にして最長の来島海峡大橋を渡ります。
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あそこまで登るのか―よー。
(実際、チャリで登れるようなもんじゃなかった。半分くらいひいて登った)
もう、膝はガクガクで熱持ってるのがわかるくらい。
最初ギア6で走ってたのに、もう3でもきついもんね。
この橋は今治からの観光客がちょこっと走りに来たり、
歩きに来たりするみたいで、ずいぶん混んでいた。

8時に尾道をスタートして。
14時に今治駅にゴールしました!
がんばった、私。
レンタルサイクルのおじさんが撮ってくれました。
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10月という時期はベストシーズンでした。
汗だくにもならず、寒さも感じず。
日焼けはしましたけど。がっつり時計焼けw

さてここから、電車で30分ほど東に行ったところの新居浜に友人がいるので、
そこへ会いに行ってお茶。
「尾道からチャリで来た」と言ったら、
「聞いたことはあるけど、本当にそれやる人いるんだー」と言われた。

日が暮れて今日の宿泊地、松山へ。もちろん道後温泉!
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道後温泉の写真て、すべからくこのアングルなのはなぜ?と思っていたが、
現地に行くとよく分かった。ここからしか全体を撮れないんだ。
周辺をうろうろして、「じゃこ天」「じゃこ天カツ」を屋台で頂く。

このすぐ隣のホテルだったので、チェックインしてから浴衣と丹前ひっかけて温泉来よう♪
と思ったのだが、浴衣はまだしも、丹前があまりにも大きすぎて(いや私が小さくて)、
どう見てもバランスが可笑しすぎるので、結局諦め。

この日は神の湯階下という、入浴のみのお風呂にしました。
道後温泉には神の湯と霊の湯(たまのゆ)の2つがあり、
さらに休憩室の階数や頂けるお茶菓子によってプランがいくつもあります。
神の湯は湯船が深くて気持ち良く浸かれる。このお湯も好き。
しかしいかんせん昼間酷使した足が若干熱を持っていたので、
あまり長いこと浸からずに、また明日朝風呂に入ることに。

風呂上りに1周して写真。
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すごい、奇跡的に人がいない状態。

部屋に帰って、買っておいたサイダーを飲んで就寝。
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今日はよくやった。

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by travel-xiao | 2012-12-16 00:41 | 四国ほぼ一周(2012年秋)